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個体数と保護

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今日、推定3,500~7,000匹の野生のユキヒョウが、中央アジアの山岳地帯に生息しています(下の表を参照)。さらに、世界各地の動物園では、600~700匹のユキヒョウが飼育されています。

ユキヒョウの推定個体数
地域 生息範囲 (km2) 推定個体数
アフガニスタン 50,000 100-200
ブータン 15,000 100-200
中国 1,100,000 2,000-5,000
インド 75,000 200-600
カザフスタン 50,000 180-200
キルギスタン共和国 105,000 150-500
モンゴル 101,000 500-1,000
ネパール 30,000 300-500
パキスタン 80,000 200-420
タジキスタン 100,000 180-220
ウズベキスタン 10,000 20-50

 

ユキヒョウが生息する国の中では、生息地の面積でトップの中国が、一番多くのユキヒョウ個体数を有していると考えられています。野生のユキヒョウの研究および個体数の把握は非常に困難なため、ユキヒョウの正確な個体数は明らかではありません。ユキヒョウは密やかに、単独で、遠隔の生息地に暮らしているため、科学者はその個体数を推定するのにしばしば間接的な方法を用いる必要があります。

過去にどれだけの数のユキヒョウが存在していたかも、定かではありません。分かっていることは、モンゴルの一部地域などのユキヒョウが以前住んでいた場所から、既に姿が消えているということです。さらに、キルギスタン共和国などの生息範囲の一部地域でも、過剰な密猟により、個体数が減少しています。

ユキヒョウは、国際自然保護連合(IUCN)が定めるレッド・リスト(絶滅の恐れのある生物種のリスト)に、「絶滅危惧」として指定されています。これはパンダやトラに与えられている区分と同じです。IUCNは、1972年にユキヒョウをレッド・リストに加えました。

しかしながらユキヒョウは、数多くの国内外の条約、規制、また法律によって保護されています。これらはこの素晴らしいユキヒョウという動物がこの地球上で生き続けることができるようにとの、人々および世界の国々からの希望を映し出すものです。

1975年に発行した絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)の定めにより、その調印国内では、生きたユキヒョウおよびユキヒョウの毛皮と体の部位の密猟は違法となっています。今日、キルギスタン共和国とタジキスタンを除き、すべてのユキヒョウ生息国はこの条約に参加しています。しかしながら、ブータンなどの一部地域はごく最近条約に加わったばかりで、その条項の実施が行き届いていないことがあります。

さらに、ユキヒョウの生息範囲となっている12の国のすべてには、ユキヒョウを保護する法律があります。そのうち数カ国では、1970年代からこれらの法律を施行しています。しかしながら、これらの法律がどの程度まで厳密に実施されているかは、国によって異なります。

モンゴル、ネパール、パキスタン、ウズベキスタン、ロシアの各国では、ユキヒョウ保護計画の草案が策定され、国によって承認済みあるいは施行済みなど、さまざまな段階にあります。インドでは、1986年に同様の計画が作成されたものの、後に破棄されました。スノーレオパード・トラストでは、インド政府と緊密に協力しながら、この計画を完成させ、実施に導く努力を続けています。



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